2013年06月08日

過去問はくたびれるまで使い込め

短時間で効率的にTOEIC得点のための能力を身につける為には、過去問あるいは過去問形式の問題集をメインに据えることが必要不可欠である。
問題把握、形式への慣れといった要素も含めこれなくして短期間での高得点取得は不可能と言い切ってもいい。
問題形式での学習と言うのは頭への負荷が極めて高いためである。




本番試験にも言える事であるが、いくら慣れて高得点を取得出来る様になってもやはり試験と言うのは辛い。
体力的にも精神的にも120分も問題を解き続けると言うのは堪えるものだ。
確実に正当だと自信を持てる回答を続ける事が出来れば楽ではあるが、TOEICの試験の性質上それは難しい。
分からない問題が多数あればあるほど自信は無くなり、疑心暗鬼に陥った状態で問題を解き続けることとなり、また得点が伸びないうちは膨大なリーディングセクションを時間との戦いで処理し続けるだけで試験時間は目一杯使いきってしまう。
当然終わる事にはグッタリしている受験生が大半である。
私も目標としていた点数を達成出来た試験では、終わった瞬間に手応えを感じるよりも「当分この辛さからは開放される、、」という安堵感の方が大きい事が殆どだ。






しかし短期間で高得点を狙う学習においては、この辛さを利用して脳に負荷を掛けないテは無い。
短期間で効率的な学習を行う為に最も重要なのは効率的な勉強であることは何度も申し上げているが、効率的な勉強とはすなわち脳に負荷を掛けてやることに他ならない。
具体的方法として、間違った問題あるいはわからなかった問題は、徹底的に記憶するまで叩きこむという作業を繰り返すのが吉だ。





間違った問題あるいはわからなかった問題というのは答え合わせの中で「悔しい」という感情を自分の中に呼び起こす。
何の勉強においても一度間違った問題はよく覚えているという事は多々あるが、これは人間の「何らかの感情を伴った経験はなかなか忘れない」という習性のためである。
更にこの感情を利用して学習効率を最大化するために、

・リスニングセクションでは間違った問題文が聞き取れるまで何度も聴きこむ
・リーディングセクションでは何故その問題を間違ったのか納得がいくまで分析する

という作業を徹底的に行なって欲しい。
間違った自分、わからなかった自分への悔しさの感情を徹底的に擦り込んで欲しい。





この勉強法は言うまでもなく辛い。
一時は勉強以外の場所でテレビなんかで英米人の顔を見るだけでも嫌悪感が湧いてしまう程だ。
だがこの徹底的に脳を追い込むやり方で頭を鍛え込むと、同じパターンの英文で間違う事はまず無くなる。
同じパターンの問題で再度間違う様であれば同じ事を繰り返して更に脳を痛めつけて欲しい。
貴方はまだその平易な英文にすら負けている屈辱的な人間だ。





この作業にはある程度の時間が掛かる。
一度解答を見れば済むものを何度も聞き込み、正答の理由を熟考するのだから当然である。
しかしTOEIC英文の処理能力を高める試験であるため、このプロセスに時間を掛ける事は得点の為の勉強法としては至極真っ当な正攻法である
単語の暗記よりも細かい文法の勉強よりもこれが出来るようになれば一番大幅に点数を伸ばす事が出来る部分であるため、全く無駄にならない。
また、何度も間違う部分を自分で洗い出す事も可能であるため、例えばリスニングセクションのパート2の瞬発力を要求される短い応答問題が苦手とわかればそこを重点的に鍛えたり、より効率的な勉強が可能になる点で二重の意味で得な勉強法である。(幸いTOEIC関連のテキストは豊富に出ており、各パート毎に特化した教材も巷には溢れている)





そしてこのプロセスを日々の中でルーティーンとしてこなす癖をつけるために、是非問題集は肌身離さず持ち運んで欲しい。
音楽プレイヤーに一度間違った問題のトラックをプレイリストとして編集しておくのもいいだろう。
そして暇があったら見直し、聞き直して欲しい。
間違った時の不甲斐ない自分の無様さを思い出しながら。
そうこうしていると、くたくたになった問題集を一冊完全にマスターしてしまう日が遠からず訪れるだろう。
新しい問題集を買い足すのはその時で良い。

結果的にこれが、教材費も安く済ます事が出来自分の実力の向上を把握しながら自信を持って勉強を進める事が出来る勉強法となるのだ。



タグ:英語 TOEIC
posted by 海の地彼方 at 20:11 | Comment(0) | TOEIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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